プロポリスとは?
二十世紀最後の生薬、プロポリス。驚異の天然物質、プロポリス。プロポリスを構成している成分。プロポリスの重要成分。よいプロポリスはよい起源植物から。際限なく広がるプロポリスの効用。プロポリスの抗生物質的効果。
古代から知られていたそのプロポリスの効果
人類とプロポリスの関係は、じつはきわめて古いです。そのもっとも古い記録は、いまから4700年前のメソポタミア文明にみられます。チグリス、ユーフラテス川の肥泌な土壌の上に花開いた古代文明であり、プロポリスがすでに病気の治療に使われていたことが遺跡の碑文に残っています。だが、具体的にどんな治療が行われていたか謎に包まれています。
古代ローマの哲学者アリストテレスも、ミツバチの生態に興味をもって観察し、その効能について記述を残しています。巣箱を作り、外部から生態を覗こうとしました。ところが、ミツバチたちはプロポリスで内壁を塗りつぶして目隠しをしてしまいました。しかし、アリストテレスは、この黒っぽい物質の効能をちゃんと彼の著作「動物誌」の中に、皮膚疾患や切り傷、感染症の治療に適していると書き残している、詩人のベルギリウスも、プロポリスに関しての記述を残しています。
ハチがプロポリスを集める五つの理由
ミツバチは、どこからプロポリスの元になるものを集めてくるのでしょうか?
定説では、植物の新芽です。新芽、花、樹皮などから樹液を採取し、これをミツバチ自身の酵素と反応させてプロポリスを作りだす。樹木が自らを守るために、樹皮やつぼみに殺菌効果をもつ物質を含んでいることはよく知られています。樹木と腐りやすいものとを一緒に置いておくだけで、腐敗のスピードが遅くなることが実験でもわかっています。ミツバチはそういった樹木の防腐作用を本能的に察知して採集するのでしょう。
樹木の他、土もしくは岩からミネラル分などを集めているという説もあります。
ハチは何のためにプロポリスを集めるのでしょうか?これは推測に過ぎませんが、まず一番目は巣の修復です。たとえば、穴が開いたところ、壊れたところに、集めたプロポリスを塗って塞いでいく。つまり、セメントの役目をさせている。
二番目は、体の掃除です。ハチが外に働きに行っている時に、いろいろなバクテリアや細菌が付く。そこで巣に入るときに自分の体くらいの大きさに開けたプロポリスの穴を通り、体をらせん状にくねらせて中に入っていく。つまり消毒しているように見えます。
三番目は、巣の防衛です。プロポリスを巣の中の通り道に塗って通路を狭くし、ねずみ、蛇、トカゲなどの大きな外敵の侵入を防ぐのです。
四番目は、巣の中の温度、湿度を調整する役割のためではないでしょうか。よく、巣の内部全体にプロポリスを塗るといわれていますが、そのようなことはない。大体、ハチが出入りする上の部分にプロポリスを塗る習性があります。
五番目は、巣の中を清潔に保つ効果です。巣の中には、たまに外敵が侵入することがあります。侵入者は、ハチミツを横取りする、ハチの幼虫を餌にするなど、いろいろな目的できます。そして、敵が入ってきたときに、働き蜂が外敵を針で刺し殺すが、そのままにしておくと、敵の死骸にバクテリアが繁殖して自分たちの生存が脅かされます。そこで、集めたプロポリスで敵の体を包んでミイラにしていまいます。
六番目として付け加えるとすれば、ハチが備蓄したプロポリスを幼虫に与えているという説があります。つまり、幼虫の健康食品、もしくは病気などにかかった幼虫を治療しているのではないか、という説ですが、まだこれは明確ではありません。
いずれにしても、プロポリスはハチが介在しているからこそ効力を発揮する物質になるわけで、人工で作れるものではありません。
際限なく拡がるプロポリスの効用
プロポリスは、多種多様な効果で人間には計り知れない恩恵を与えてくれます。プロポリスを使用した場合に、どのような効果が得られるのでしょう?
プロポリスは働き蜂が巣内の細菌感染や病気 を防ぐために生産する強力な天然物質です。こ れは働き蜂が木から集めた樹脂に唾液を混ぜて 巣の外側と内側に塗り付けたもので、蜂はこの プロポリスに巣内で常に接触することによって、 感染への抵抗力を養うとされています。
プロポリスにはビタミンBl、B2、C、E、 不可欠なミネラル各種、アミノ酸、そして高レ ベルのフラボノイドが含まれています。これら の成分は、私たちの体が持ち備えている免疫組 織を刺激して、病気に対する自然の抵抗力を強 化するとされています。
プロポリスの殺菌性、抗菌性、抗ウイルス性、 抗真菌性は証明されており、その効果は世界中 の自然療法医に認められています。プロポリス には今日問題となっている抗生物質関連の副作 用のような心配がありませんから、完全な自然 薬としてご使用いただけます。
プロポリスは以下の様な症状に効果があります:
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喉と口の感染症
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皮膚疾患
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泌尿器系の感染症
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切り傷とその感染症
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自然の抵抗力を高めるための強壮剤として
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風邪と流感の症状の緩和に
自然が生んだ天然の抗生物質プロポリスとは…
オーストラリア原生の数多くのユーカリ樹木は、樹木自身を細菌や、微生物などの外敵から守るために、強力な抗生作用のある樹脂を分泌しています。これらの樹脂が、蜜蜂によって集められ、その樹脂を体内に取り込み、自ら精製した物質を体外に分泌し、巣の中を無菌状態に保つために入口や内壁に塗り付けています。
この物質が、“プロポリス”と呼ばれるものなのです。
特に癌の治療・予防に効果があると言われているプロポリスには抗菌作用の強い有機物質(フラボノイド)が豊富に含まれており、殺菌、抗菌、麻酔、酸化防止、細胞の再生などの働きがあります。これを飲用することにより、体内の毒素を取り除き、病気に対する抵抗力がつくため、日々の健康推持、持病の治癒にも有効であると言われています。
プロポリスに含まれるフラボノイドの種類の中でも代表的なものがケルセテンです。ケルセチンは癌細胞の増殖を止め、癌細胞を殺す作用がある他、抗炎症、抗アレルギー、止血作用等数多くの効果を持っています。またその他強力な抗酸化作用のあるリーフワックス、エラーグ酸などが含まれています。これらの物質はアルコール以外の物質と混合するとその効果がほとんど失われてしまうのです。
コンビタ社のプロポリス・チンキ(ティンクチャー)は、最高品質のプロポリスの原材料を使用し、その品質を保つことを第一に考えて、フラボノイドの効果を著しく低下させる原因となるグリセリンや水が一切含まれておらず、純粋で品質の高い飲用性アルコールとプロポリスの原液のみからできているため、水溶性やノンアルコールのプロポリスのように水に溶けることはないのですが、フラボノイドの含有量が多く、プロポリス本来の効果を最大限に受けることができる最高品質のプロポリスなのです。
液体プロポリスが飲みづらいという方には、プロポリスの錠剤をお勧め致します。
ちょっと引いたかなと思ったら、プロポリス風邪用があります。
プロポリスののどスプレーもあります。
唇の乾きにもプロポリスリップバームクリームがあります。
プロポリス使用方法のアドバイス
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少量の水を口に含み、5〜10滴を含んだ水の中に落として流し込むようにお飲みください。
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口内炎などに対しては、患部に直接ご使用ください。
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花粉症などには、蒸気吸入用にご使用ください。
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