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アンデス山脈4000mの高地で育つ「マカ」は、古来からの滋養強壮の薬草。高い栄養価で注目の的!
マカは、古くから滋養強壮に効く植物として食されてきました。
かなり広く出回るようになったので、「マカ」という名前をすでに耳にしたことがある人も多いでしょう。主に強精剤として話題になってきたので、そのイメージばかり強いかもしれません。しかし「マカ」は、男性にも女性にも効果を発揮するもので、いま特に注目されているのが、これを天日乾燥したものを粉末にした「天日乾燥マカ」の不妊症に対する効果なのです。まずマカとはどんなものなのか見ていきましょう。
「マカ」は、何千年も前から南米のアンデス地方で食されてきた、非常に栄養価の高い植物です。現在、栽培されているのも、ボンボン高源と呼ばれる、アンデス山脈の4000m以上の高地。赤道直下で昼は強い直射日光がさしますが、夜は零下10度まで気温が下がるという苛酷な環境です。
良質のマカは、こうした厳しい環境のごく限られた豊かな土壌にのみ育つといわれています。いま不妊症への効果で話題の「天日乾燥マカ」は、この良質の「マカ」を原料に作られています。
マカは、現地でも古くから滋養強壮や疲労回復に効く植物として珍重されてきて、インカ帝国の時代には特権階級の食べ物だったとの研究もあります。ほかにも、「天日乾燥マカ」の効用を象徴するような言い伝えがあるのでご紹介しましょう。
まず、スペイン人がインカ帝国を征服できたのも、この「マカ」のお陰だという伝説。
−−−インカ侵攻のための戦いには、当時は馬が不可欠だった。しかし、連れてきた馬が厳しい自然環境に適応できず、繁殖することもできず死んでしまうことが多かった。ところが、地元民に話を聞いて、「マカ」の耕作地に馬を放って食べさせてところ、馬の活力がよみがえって盛んに繁殖するようになった。そのお陰で、戦いに勝てたのである。−−−
また、インカ帝国の時代には、戦いのあとへの褒美としても使われていたといわれ、強精剤としてのこんな言い伝えも。
−−−インカ帝国の軍隊では、地方の町を包囲して領土を拡大しようとする際には、兵士にマカを食べることを禁じていた。食べると精力がつきすぎて、乱暴者の兵士が町の女性を襲う恐れがあったからである。−−−
動物実験での研究や栄養成分の解明も進んでいる
こうした伝説があるだけではなく、その効用を裏付ける研究も進められています。
ペルーの「マカ」研究の第一人者グローリア・チャコン女史などによる研究では、薬効の高さや動物実験により受胎率が上がることが報告されています。
家畜用の羊に交配までの15日間、良質のマカを加えた牧草を与え、もう一方の与えていないグループと比較した実験では、発情状態に差が表れただけでなく、受胎率が前者では100%、後者では74%と大きな違いが確認されました。また、前者の方が流産が少なく、正常出産が多かったというデータも記録されています。
また少し昔の研究データですが、マウスに良質のマカを与えた比較実験で出産率に差が出たという報告もあります。
では、マカの栄養や成分の面を見てみましょう。
やはりペルーの研究者による報告ですが、ビタミンではB群、C、Eなどが、ミネラルではカルシウム、リン、鉄、亜鉛などが豊富で、各種の必須アミノ酸が多く含まれているのが特徴です。 特に生殖とも関係がある注目の成分としては、アミノ酸のひとつであるリジンやアルギニン、ホルモン用成分であるデキストリンなどがあげられています。
こうした栄養素の高さから、アメリカのNASA(米航空宇宙局)の宇宙飛行士にも、「天日乾燥マカ」の愛用者が増えているそうです。栄養面でいかに優れているかが認められた結果でしょう。
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